| 【このページの目次】 |
| 第3回グリーン電力基金委員会議事概要 |
| 第3回グリーン電力基金委員会議事概要【後記】 |
第3回グリーン電力基金委員会議事概要
1.日時
平成13年9月19日(水)16:30~18:00
2.場所
(財)広域関東圏産業活性化センター4階会議室
3.出席委員
山地委員長、麻生委員、牛山委員、川島委員、工藤委員、都筑委員、並木委員、土生委員、舩津委員
4.審議結果
平成13年8月末で募集を締め切った太陽光発電設備の助成先を中心に審議を行い、当初設定されていた助成枠は上回るものの、応募のあった12件全件を助成対象とすることで合意をみた(助成対象出力116kW、助成予定額1,160万円)。
5.議事概要
議題1.基金をめぐる最近の状況について[報告]
事務局から最新の加入件数・口数等について報告した。
議題2.平成13年度太陽光発電設備への助成先決定について[審議]
募集内容(下欄)を若干上回る応募(12件、116kW、1,160万円)があり、助成先決定をめぐって各委員から様々な意見が出されたが、各委員の意見は大別すると下記の3案であった。
助成先の詳細(34KB)
募集内容
- 助成単価:10万円/kW(1施設10kWを上限)
- 助成規模:100kW相当(理論的最大値109.99kW)
- 助成金総額:原則として1,000万円(理論的最大値1099.9万円)
1案:自然エネルギーの普及促進という観点から、助成枠は上回るものの、全件を助成対象とする。
2案:応募が助成枠を上回っているため、助成先募集の際に募集要綱にて示したとおり、抽選を実施、助成対象を決定する。
3案:抽選は行わず、委員会での審議によって、助成枠内に助成対象を絞り込む。
審議の結果、最終的に「助成の初年度であることから柔軟な対処は可能との意見」と、「助成の本来の趣旨は自然エネルギーの普及促進にあること」を考慮し、1案を採用することで全委員の合意をみた。
助成金総額は、予定した理論的最大値1,099.9万円より60万円のオーバーとなるが、基金の財務基盤には大きな影響は無いとの判断も委員の了承を得る)
審議の過程で各委員から出された意見はこちら
議題3.委員会の傍聴について[審議]
これまでは、傍聴については、自由闊達な議論を促す観点から認めないこととなっていた(委員会の議事概要はホームページ上で公開している)。今回、都筑委員から再度傍聴についての提案があったため審議した結果「助成先の選考を行う場であること」「自由闊達な議論を阻害すること」等を考慮し、引き続き傍聴は認めないことで全委員の合意をみた。なお、関連して今後広報活動のあり方を検討していくこととなった。
議題4.平成12年度事業報告書アンケートの集約結果について[報告]
平成13年6月末に参加者へ発送した事業報告書記載のアンケート集約結果について事務局より報告した。アンケート項目の「助成方法全般」「事業報告書」とも「妥当」「概ね妥当」をあわせると9割以上という結果となった。
議題5.太陽光発電設備助成先決定の参加者への報告書(案)について[審議]
今回の委員会で合意をみた太陽光発電設備助成先決定の参加者への報告書(案)について審議。いくつかの修正意見が出され、それを参考に事務局で原案を修正、参加者に対しては10月上旬を目途に送付することとなった。
議題6.今後の委員会スケジュールについて
今後のおおよその委員会スケジュールとして事務局から次の内容で説明した。
平成13年11月頃
- 太陽光助成先に関する参加者アンケート結果(10月上旬にGIACより送付する報告書に同封予定)
- 平成14年度の助成について審議(1)方針等
平成14年1月頃
- 平成14年度の助成について審議(2)水準等
※なお、具体的な助成内容について審議が必要な場合は、春頃までに別途ご審議頂く予定。
以上
第3回グリーン電力基金委員会議事概要【後記】
後記.太陽光発電設備助成先の審議における各委員の意見
工藤委員:
次年度以降の助成に向けて説明が必要になるかもしれないが、初年度でもあり全数助成したらどうか。募集要綱は尊重すべきだとは思うが、選考過程においてどこまでの裁量がこの委員会に許されているのか、明確にすべきではないか。
牛山委員:
ルールを決めた以上、ルールどおりにやるべきである。だが、抽選を行わずともこの委員会の審議によって絞り込むことも可能ではないか。助成制度の併用により、助成金で設置費用の大部分が賄えてしまうようなものは助成の要件を満たしていても落とすべき。
山地委員長:
募集要綱を読むと、選考に関しては「(委員の)意見を聞いた上で」と曖昧な表現が使われている。これは、どのような解釈も可能であるようにも思える。
川島委員:
60万円の融通がつくのであれば、初年度でもあり全数助成で良いのではないか。今回の経験を踏まえて次年度は募集要綱には改良が必要かもしれない。
麻生委員:
募集要綱のとおり抽選が良いと思う。毎年度、助成方法を検討していくうえで初年度だからというのは、逆に説明がつきにくいのではないか。初年度に公表した内容に基づいて結果を返すのであれば、決まりどおりにやるべきである。
舩津委員:
初年度ということで応募全数に助成してはどうか。次年度については、川島委員の言うように選考基準等を厳しくする必要はあると思う。
土生委員:
全てに助成するのであれば文句はないと思う。それよりも次年度以降の応募があるか心配である。自然エネルギー普及の観点からすると量的に増えなければ目的を達成したと言えないのではないか。
並木委員:
応募数も少なく、助成対象もせっかくこの委員会で「公共性を有する施設に」と幅を広げたのに自治体以外からの応募がなかったのは残念。これからグリーン電力基金が大きくなることを期待するという意味では、柔軟に対応し、PR効果も勘案すると初年度でもあり全数助成が良いのではないか。
都筑委員:
本来あるべき姿は、牛山委員の言うとおりこの委員会の選考を行うことだろうが、結論で言うと麻生委員の言う抽選がいいと思う。過去の委員会の審議結果を踏まえるなら麻生委員の言う話になる。次年度以降の応募については、私の身近に申し込みをしたいという所もあり、実際に助成が始まって適用されたということ自体が大きな宣伝になるので、心配はないと思う。
麻生委員:
応募全件を助成するが、助成金総額は当初通り、すなわち1件あたり助成額の減額ということは考えられないか。
土生委員:
寄付をする人の立場に立ったら早く普及させたらという考えが強いのではないか。自然エネルギーの普及という観点から60万円ならいいと思う。
山地委員長:
今回の助成については、前回(第2回グリーン電力基金委員会)の審議も踏まえ、本来の平成13年度分助成原資に加え、次年度(平成14年度)分助成原資の一部を前倒ししているが、ここで僅かとは言えさらに前倒しするのでは、制限なく出していると思われないか。
川島委員:
応募者の立場であれば、減額が一番困るのではないか。原則として1,000万円と言っているし、減額するくらいならまだ抽選の方がいいと思う。
牛山委員:
初年度だからという理由をつけるのであれば、ホームページに初年度でもありPRも兼ねて60万円を出すことになったとはっきり掲載すべきである。また、次年度以降のこともきちんと考えておかなければならない。
山地委員長:
この委員会は、寄付金を有効に使って自然エネルギーの普及促進を図る目的で設置されている。初年度という理由だけではなく、60万円ほどの上積みで応募全数に助成ができるのであれば、これは自然エネルギーの普及にもつながるし、事務局も基金の健全な運営に支障はないというのだから、委員会として今年度は、助成金の若干の増額を認め、応募全件に対し助成するということでいかがか。60万円ほどのオーバーを委員会として認め、事務局はそれを受け入れるということで結論としたい。
麻生委員:
委員会として何らかの選考が必要であるという話が出ているが、今後、募集の前に選考基準を明確にしておくためにも議論が必要ではないか。
山地委員長:
それについては、次回以降の議題としたい。
以上





